お子さんのランドセル選びは一生に一度のことなので、できれば失敗したくないものです。
「ランドセルの選び方で大事なポイント8つ」でも解説しているように、価格、色、軽さ、サイズ、フィット感といったものが基準になってきます。
また、購入するタイミングなどもあまり早すぎてしまうと後からもっと魅力的なランドセルが出てしまい後悔してしまうケースなどもあります。
そこでこちらでは、ランドセルを購入した際のさまざまな失敗談を紹介していきます。
目次
デザインやカラーの選択を間違えたことでの失敗談
娘がどうしても「刺繍が入ったランドセルが欲しい!」と言ってくるので、刺繍が大きく入っているランドセルを購入しました。最初の頃は娘もとても喜んでいたのですが、徐々に刺繍のデザインが気に入らないようなことを言うようになってきたので、シンプルなデザインのランドセルにしておけばよかったと後悔しています。
アニメのキャラクターが印刷されているランドセルを購入したのですが、娘も小学3年生になり徐々にそのランドセルに抵抗感を感じるようになっています。小さかった頃はキャラクター入りのランドセルでも違和感がありませんでしたが、3年生にもなると子供っぽさの方が上回ってしまいます。
ラベンダー色のランドセルを購入したのですが、半年ほどで汚れが目立つような感じがしています。他のお友達のランドセルは赤が多く汚れも目立っていないのですが、ラベンダーのような淡い色のランドセルは汚れなどがかなり目立って見えてしまいます。
デザインやカラー選びで失敗しないためのアドバイス
ランドセルの失敗談の多くは、デザインやカラーの選び方が原因で後悔してしまっているケースが目立ちます。
特に刺繍や装飾などが派手なものやキャラクターが入っているランドセルなどは、お子さんの成長とともに違和感を感じてしまう場合があります。
そのため、ランドセルを購入する際には刺繍や装飾があったとしても、あまり派手過ぎないランドセルを購入してあげる方がいいでしょう。
価格の選択を間違えたことでの失敗談
10万円近くするランドセルを義理の母に買って頂いたのはいいのですが、私としては子供のランドセルにしては「少し高すぎるかな…」と思っています。そのため、傷などが付いていないかたまに気にしてランドセルを見るようになってしまっています。
ディスカウントストアで格安のランドセルを購入してしまったのですが、2年ほどするとヨレが出てしまいました。ヨレのせいで金具を留めるにも少しずれてしまって、息子も使いづらそうにしています。おそらく来年には買い替え必要になると思うので、最初からやや高くても品質のいいランドセルを購入しておけばよかったと後悔しています。
息子に10万円以上もする少し高めのランドセルを買ってあげたのですが、そのことを他の友達などに自慢している様です。息子には「ランドセルの自慢はしないでね」と言っているのですが、もう少し安い他の友達と同じくらいの値段のランドセルでもよかったかなと思っています。
32,000円か52,000円のどちらのランドセルにするか迷った挙句、安い方のランドセルを選んでしまいました。安いせいか入学式の時にはよその家の子供のランドセルがとてもキレイに見えてしまい「やっぱり高い方が良かったかな…」と入学式の日には子供に申し訳ない気持ちになってしまいました。
価格で選んで失敗しないためのアドバイス
ランドセルの価格は安いものでは3万円くらいで高いものだと10万円近くします。
そのため、価格をできるだけ安いものにしたくなりますが、あまり安すぎるランドセルは品質的には良くありません。
ただ、あまり高すぎてしまっても失敗談からも分かる通りあまり良くないので、5万円~7万円くらいのランドセルが品質も良く丁度いい価格になります。
購入タイミングを間違えたことでの失敗談
前から気になっていたランドセルがあり、娘が小学校に入学する際にはそのランドセルを買ってあげようと思っていました。しかし、いざ購入しようと注文しようとしたら既に完売とのことで購入することができませんでした。どうやら注文する時期が遅かったようで仕方なく他のランドセルになってしまいました。
夏に購入したランドセルが秋になると30%offで販売されていたので、もう少し遅く購入しといても良かったかなと後悔しています。人気のモデルだったので完売する前に購入しなければ、と思いかなり早いタイミングで購入してしまいました。
③早期割引というキャンペーンがあったことを知らなかったので、通常の価格での購入になってしまいました。1週間早く購入していれば1万円ほど割引されていたので、もう少し情報収集をしていれば良かったなと思っています。
息子の入学前の冬にランドセルを購入したのですが、夏に購入しておけばネームプレートを無料で付けてもらえると知りました。それを事前に知っていれば夏にランドセルを購入していたので、購入時期をもう少し早めにしておけばと後悔しています。
購入するタイミングで失敗しないためのアドバイス
ランドセルには「早期割引」や「早期特典」というものがあり、新しいモデルのランドセルが出ると発売日や注文受付日から1週間ほどは割引キャンペーンなどがあります。
そのため、ランドセルの購入時期はできるだけ早い方が良く、新しいモデルがでる6~7月頃には予約しておいた方が早期割引を受けることができます。
また、秋以降にもランドセルメーカーは売れ残りを回避するために、様々な割引キャンペーンを行っています。
軽さ重視を選択してしまったことでの失敗談
デパートのランドセル売り場で「超軽量ランドセル!」というものを見つけ、入学前の娘がいたので思わず購入してしまいました。重さは900gと確かに軽いのですが使っていくうちに徐々に形が崩れてしまい、結局メーカーから直接購入することになってしまいました。
うちの子供は小柄なためランドセルは軽いものが良いだろうと思い、できるだけ軽いランドセルを購入しました。ただ、実際には教科書やノートなどをたくさん入れると結局重くなってしまうので、あまり意味がなかったような感じです。
③「ランドセルはできるだけ軽い方がいいよ」とママ友から聞いたのですが、耐久性が心配でした。ただ、最終的には軽さ重視で選んでしまい案の定肩ベルトの留め具が壊れてしまい修理することになってしまいました。
軽さで選んで失敗しないためのアドバイス
ランドセルを選ぶ際には重さが気になるところですが、「軽いランドセル=良いランドセル」ではありません。
ランドセルの重さは「軽く感じる」ということの方が重要で、特にフィット感がある方が軽く感じやすくなります。
そのため、軽さを重視するあまり耐久性のないランドセルを選んでしまい、結局コストが高くなってしまうケースが目立ちます。
サイズ・大きさの選択を間違えたことでの失敗談
手作りのランドセルメーカーから購入したのですが、「A4フラットファイル」が未対応のランドセルだったので少し大きめの教科書などでは上手く入らずフタが浮いてしまいます。軽そうだったので小さめのランドセルにしたのですが、もう少し大きめのランドセルの方が良かったかもしれません。
ランドセルの奥行まで気にしていなかったので荷物が入りきらず、息子には後から別に手提げカバンを買ってあげました。大きめのランドセルを使用しているお友達は手提げカバンなど使っていないので、ランドセルの奥行にもこだわれば良かったと後悔しています。
息子が通う小学校ではA4フラットファイルというファイルを何冊か使うため、購入したランドセルでは入りきりません。そのためA4フラットファイルは手提げ鞄に入れています。A4フラットファイル対応のランドセルにすれば息子も楽だったかなと少し申し訳なく思っています。
ランドセルの大きさ・サイズで失敗しないためのアドバイス
ランドセルのサイズと大きさを基準に選ぶ際には「A4フラットファイル対応」「マチ幅(奥行)」がポイントになってきます。
A4フラットファイル対応やマチ幅が広いランドセルはやや重くなってしまいますが、大きめの教科書などもスムーズに入り、上履きや水筒といったやや大きめの荷物も教科書と一緒に収納しやすくなっています。
フィット感(背負い心地)の選び方を間違えたことでの失敗談
「セイバン」か「フィットちゃん」のランドセルにするか迷っていましたが、最終的にセイバンのランドセルにしました。セイバンの「天使のはね」がいいのではないかと思いましたが、ママ友に聞いてみると「フィットちゃんの方が疲れにくい」とのことでした。どちらが良いのか分かりませんが、事前にきちんと背負い心地を比較すればよかったかなと思っています。
大手のランドセルメーカーは価格が高いため、他のノンブランドのランドセルにしました。入学したての息子は1ヶ月くらい普通に使っていたのですが、3ヶ月目になると「背中が痛い」と言い始めました。息子の背中をよく見てみると赤く擦っているようになっていたので、粗悪品のランドセルだと分かりました。そのため、再度フィット感重視の大手のランドセルメーカーから購入することになりました。
通販でランドセルを購入したのですが、大手ではなかったので着け心地などの評価よく分からないまま注文してしまいました。ランドセルが届いて子供に背負わせたところ、背中とランドセルとの間に空間ができてしまいあまりいい状態ではありませんでした。実際の店舗などにいって試着してみればよかったと反省しています。
フィット感で失敗しないためのアドバイス
ランドセルが軽く感じたりするのは「フィット感」が重要です。
フィット感をあまり気にせず購入してしまった親御さんたちの口コミを見てみると、最悪の場合にはランドセルを買い替えているケースも見受けられます。
デパートや小売店などに行けばランドセルの試着はいくらでもできるので、6年間という長い間身に着けるランドセルを購入する際には、実際に試着してみるか大手のフィット感重視のランドセルを選ぶことをお勧めします。
ランドセル選びは事前に比較・調査してから購入しよう!
ランドセルの失敗談を紹介していきましたが、6年間という長い期間身に着けるランドセルを購入する際には事前にどのようなランドセルが良いのかチェックする方がいいでしょう。
また、他のランドセルメーカーと比較してみたり、こちらで紹介しているような口コミや体験談などを参考にするのもランドセルを失敗することなく購入できるいい方法です。
入学前のランドセル選びはワクワクするものですが、少し冷静な目でお子さんにピッタリなランドセルを選んであげて下さい。