ランドセルを選ぶうえで大事なポイントは大きく分けて8つあります。以下に詳しく見ていきましょう。
- 重さ
- フィット(背負い心地)
- デザイン 、カラー
- サイズ、収容力
- 強度(耐久性)
- 素材感(革の種類)
- 価格
- 6年保証
ランドセルの重さは?
最新のランドセルの軽いモデルは1kg前後です。
中には重いものになると3kgを超えることもあります。特に低学年のうちは空のランドセルでも重くて通学が大変になりますので、できるだけ軽いものを選びましょう。
ただし、軽さを重視して素材が弱いものを選んでしまって後悔することもあるのでしっかり質もチェックしてください。
軽いものを選ぼうとして、肩にかけるベルト?の一部が布製のものを買ったら、そこが、ぐるぐるねじれたり、弱くて×。
さらに、留め金もくるっとまわすタイプではなく、カシャっとボタンを押してはめるタイプだったのですが、この部分が3年のときのに壊れました。
フィット感(背負い心地)
ランドセルは実際の重量よりも背中にフィットしているかどうかで体感の重さは異なってきます。
極端に言えば、フィットしていない軽いランドセルよりも、多少重くてもぴったりフィットしている方が重さを感じにくいのです。
また、ぴったりフィットすることで疲れにくさも違いますので、きちんと背負わせて子供の感想を聞いたりフィット具合を確かめたりしましょう。
デザイン 、カラー
男子用には勇ましい刺繍、女子用にはプリンセスやハートなどの可愛い刺繍を施したランドセルも多いですが、選ぶ基準としては6年生になっても飽きたり恥ずかしい思いをしたりしないかを念頭に置きましょう。
カラーは赤や黒のほかにもいろいろなものが出ていますが、男子が単純に好みで赤を選ぶと、後で後悔しがちです。
また、パステル系などの明るい色のランドセルは汚れが目立つため、カバーをするか汚れのつきにくいものを選びましょう。
ランドセルのサイズ、収容力
教科書がA4に統一されているため、ランドセルは少なくともA4サイズが入るような大きさを選びましょう。
ただ、ほとんどの学校がテストなどを閉じたA4フラットファイルを持ち帰らせるため、A4フラットファイルが入るようにやや大きめを選びましょう。
水筒や大量の教科書が入るように、今は12cm以上のサイズが流行っています。
ランドセルの強度(耐久性)
6年間持つため強度はとても大事。
ランドセルで一番傷みやすいのは縁(フチ)ですが、手作業で作っているランドセルの中にはより強度を必要とする箇所は補強をしたり縫い代を細かくしたりと工夫しています。
大きめの認印細かい部分の作りだったり、型崩れにつよい補強がされているのかなど。弱いものだと扱いが酷かったらくたびれてしまうなど、強度があるものないものの違いを分かりやすく解説してください。
ランドセルの素材(革の種類)
ランドセルの素材には、コードバンや牛革、クラリーノなどの人工革などがあります。
いずれも一長一短ありますが、天然の革を使ったものは、質が良く通気性に優れているため、季節に関係なく快適に利用できます。ただし、価格は人工革よりも割高です。
素材 | コードバン | 牛革 | 人工皮革 |
---|---|---|---|
価格帯 | 高 | 中 | 低 |
高級感 | ◎ | ◯ | △ |
丈夫さ | ◎ | ◯ | △ |
耐水性 | ◯ | ◯ | ◎ |
ランドセルの価格
これは、各世帯の考え方によって異なります。
多少高額になっても、自分がこれと思ったものに対してきちんと対価を払いたい人や、祖父母が購入してくれる人などは、ある程度予算を多めに取っておいてもいいでしょう。
6年保証
卒業まで安心して使えるように、ほとんどのランドセルに6年保証がついています。
これがついていると安心ですが、所有者がひどい扱いをして壊したり汚したりした場合には、対象外となるので全額自己負担です。
選び方のおさらい!
以上、ランドセルの選び方8つのポイントを紹介しました。
ランドセルをなんとなくで選んでしまうと「ラン活の失敗体験談」にまとめているように、後悔してしまうかもしれません。
- 軽さ
- フィット(背負い心地)
- デザイン 、カラー
- サイズ、収容力
- 強度(耐久性)
- 素材感(革の種類)
- 価格
- 6年保証
ランドセルは大手の人気ブランドだから安心ということでもなく、子供の好みに合わせて上記8つのポイントをチェックしていくことをおすすめします。
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